BT治療の安全性

副作用や合併症について

  • 経口ステロイド薬に関する副作用が出ることがあります。
    BT治療に必要な経口ステロイド薬は、喘息(ぜんそく)治療で日常的に服用するよりも量が多いため、ステロイド薬の副作用が生じることがあります。気になる症状がある場合は、主治医に相談してください。
  • 薬剤に対するアレルギー症状が出ることがあります。
    安全で苦痛の少ない治療を行うために、いくつかの薬剤を使用します。過去に薬剤でアレルギー症状が出たことがある方は、必ず担当の医師に報告してください。
  • 一時的に喘息症状が現れることがあります。
    治療後1日以内に、息切れ、喘鳴(ぜんめい:ゼイゼイ、ヒューヒューなどの呼吸音がすること)、咳(せき)などの喘息症状が現れることがあります。通常は1週間以内に改善します。
  • BT後、まれに血痰が出ることがあります。
    BTを行った後、まれに血痰が出ることがあります。長期間続くことはほとんどありませんので、あわてないでください。



その他、ここに記載していない合併症などが起こることもあります。治療後に体の調子が悪くなった場合や、何か不安なことがある場合は、すぐに医療機関へ連絡してください。

BT治療の疑問を解決

BT体験者の声から


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監修

聖マリアンナ医科大学 呼吸器内科
峯下 昌道 先生
宮澤 輝臣 先生